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【キャスト紹介】漁師町の娘、藤原薫

坂根だより編集部こと十七戦地制作部です。
本日ご紹介するのは、十七戦地劇団員の藤原です。
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藤原 薫(フジハラ カオル)
12月29日、新潟県生まれ。A型。
所属/十七戦地
twitter/@hanapatti
最近の出演作品/
ロックンロール・クラシック『勝手な時間』(2013年6月@ギャラリー・ルデコ4)
十七戦地 #4『獣のための倫理学』(2013年2月@LIFT)
十七戦地 #3『艶やかな骨』(2012年8月@ギャラリー・ルデコ4)
Q.あなたの出身地はどんな場所ですか?
A.日本海に面した漁師町です。
特産品は八目うなぎとシジミ、それと川に遡上してくる鮭です。
鮭と味噌を使った「ちゃんちゃん焼き」が郷土料理として有名ですが、
近年、このちゃんちゃん焼きからヒントを得て作られた
『ござれやきそば』なるB級グルメも町おこしの救世主として発案されてる元気な町です。
因みにこのござれやきそばの名前の由来は夏に開催される花火大会の名前から来ていて、
「ござれや=来て下さい、いらっしゃい」という意味です。
気持ちがまっすぐ(露骨?)な町の人たちらしいネーミングセンスで、
愛らしく思ってます。
Q.台本を呼んだ感想、および今回の稽古場の印象などを教えてください。
A.東日本大震災の直後に書かれた台本ということで、
読んだあとはそのときの緊迫感や起きたことが思い出されて、
あぁ体に染み付いているんだなぁと思いました。
それと同時に、渦中にいないとなんだか忘れそうになっている自分はやっぱり人間だと思いました。
今は震災から2年半で全ては収束してはないし、どこへ向かうのかもわからない。
直後に行われた初演とは違う、今においてどう表すかが鍵かなと個人的には思っています。
稽古場はそれぞれの個性がきらきらしてとても眩しく感じています。
ひとりひとりの存在が大きいからか、広いはずの舞台がそうでないように感じたり…しています。
Q.今回の役どころについて教えてください。
A.自然の一部みたいな人だと思います。
理屈は通用しないし、地上から浮いているような雰囲気を持っています。
でも、私としてはそれでもどこか人間くさく、
土や潮の香りがする人にしたいなと思っています。
Q.あなたにとっての「怪物」とは?
A.未知の世界。
Q.今回の舞台への意気込みなど、お客様へのメッセージをお願いします。
A.初めての再演作品、それゆえの期待とか課題とか沢山ありますが、
そういうの越えて作品の一部としてしっかり生きようと思います!
是非是非、目撃してくださいませ~。

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東京を拠点に活動する劇団、十七戦地です。

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