十七戦地#7『花と魚』(日本劇作家協会プログラム)
脚本・演出/柳井祥緒
座・高円寺 冬の劇場21/日本劇作家協会プログラム
2014年12月12日(金)~14日(日)
@座・高円寺1
あらすじ
ある夏の日。
宮崎県の小さな集落・坂根に正体不明の生物が現れる。
その生物は群れをなし海から来て、夜毎漁村を歩き回っては魚網を破り、
干物や水揚げされた魚を食いあさっていった。
村おこしのイベントを控えた住民たちは、その生物を怪物と呼んで駆除を検討する。
しかし市の行政組織・集落支援センターと、村の自治組織・ふるさと会の長が駆除に反対。
貴重な野生動物として保護するべきだと主張。
怪物の駆除派と保護派で村が二分され対立が激しくなる中、
ついに村人の一人が手を噛まれるという事件が発生する。
事態を重く見た村人たちは、駆除か保護かの判断を民間の野生動物調査員に委ねるが……。
2011年に旗揚げ公演として書き下ろされ、
同年、第17回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した十七戦地の代表作。
第17回劇作家協会新人戯曲賞選評より
『花と魚』は頭一つ抜けて面白かった。臨場感もある。
フィクションだが、虚構であることを使った「リアル」の手法が選ばれていて、
センスと力量を感じさせる。
震災以降の時間が考えられており、放射能汚染に怯える日本の現実がきちんと描かれている。
イヨネスコの『犀』やゾンビ物的でもあり、
そうした「終末」フィクション作品の系譜の中に置いたとしても、
しっかり作者の個性を表せていることに感心した。 (坂手洋二)
キャスト
北川義彦
柳澤有毅
藤原薫
(以上、十七戦地)
植木希実子(Bobjacktheater)
真田雅隆
澤口渉(ロデオ★座★ヘヴン)
鈴木理保
関根信一(劇団フライングステージ)
鶴町憲
浜野隆之(下井草演劇研究舎)
森尾繁弘
スタッフ
脚本・演出 柳井祥緒
舞台監督 土居歩
照明 シバタユキエ
音楽 石倉久幸(Knitting & A Scene)
音響 杉山碧(La Sens)
美術 海老原翠(翡翠空間)
衣装 藤田友
造形 四谷きりん
ステージング 鵜沼ユカ(3.14ch)
演出助手 坂本なぎ
宣伝美術 高橋りえ、四谷きりん
写真撮影 伊原正浩
WEB・方言指導 小幡光秀
フライヤーモデル 北川義彦、藤原薫
制作 藤村恭子
後援 杉並区
提携 NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
助成 芸術文化振興基金
協力 マックスプロモート
公演期間
2014年12月12日(金)~14日(日)
* 12月12日(金) 19:30
* 12月13日(土) 14:00★/19:30
* 12月14日(日) 14:00
※ 上演時間は約2時間
※ 当日券販売、受付開始は各回開始の1時間前、開場は各回開演の30分前
★ 託児サービス
定員あり・対象年齢1歳~未就学児・1週間前までに要予約。料金 1,000円
公演会場
座・高円寺
http://za-koenji.jp/
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-1-2
JR中央線「高円寺」駅北口より徒歩約5分
※土日・祝日の中央線快速は高円寺駅に停車しませんのでご注意ください。
※駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
チケット
一般 3,000円(全席自由、前売・当日共通、税込)
学生 2,000円
高校生 1,000円
リピーター 2,000円
※学生・高校生は十七戦地でのみ取扱い。会場受付にて学生証をご提示下さい。
※リピーター割引はご予約の上会場受付にて半券をご提示下さい。
チケット発売日
11月1日(土)
チケット取扱い
* CoRich舞台芸術!
* 十七戦地
TEL 080-2335-6744
Mail inquiry@17cm.info
* e+(イープラス)
* 座・高円寺チケットボックス(月曜定休)
TEL 03-3223-7300 (10:00~18:00)
窓口 (10:00~19:00)
※以下のサービスは座・高円寺チケットボックスで承ります
詳細は座・高円寺チケットボックスまで
* 車椅子スペースをご利用の方は、前日までにお申し込みください(定員あり)。
* 障がい者手帳をお持ちの方は、座・高円寺チケットボックスでのご予約に限り1割引きになります。
* 座・高円寺の劇場回数券「なみちけ」もご利用いただけます。
「なみちけ」とは、4枚綴りのチケット引換回数券です。
座・高円寺で上演する主催・提携公演であれば、お一人1枚1ステージにご利用になれます。
ひとつの公演に何回足を運んでも、お友達と一緒に使ってもOK。
一般用12,000円/1シート(3,000円×4枚)、
学生及びシルバー用10,000円/1シート(2,500円×4枚)です。