共演者から見た柳澤有毅
柳澤有毅(やなぎさわ・ゆうき)
photo by Masaki Nagamatsu
大摘通信編集部(こと十七戦地制作部)です。
キャスト自身にアンケートに答えてもらった出演者紹介は、
すでにこちらのブログで更新していますが、
今度は共演者から見た印象をご紹介したいと思います。
ひとりにつき、2名のキャストがその人となりを語ります。
まずひとりめは、劇団員の柳澤有毅です。
●永松昌輝の証言
言葉遣いが凄く丁寧で気も遣える、
一人称は「私」のナイスガイ!
かと思いきや、
たまに見せる大人になれない尖ったナイフの様な顔がたまりません。
大好物です。
今回もガッツリ絡めて嬉しいです。
柳澤さんの二枚目半、ご期待下さい!
●関根信一の証言
稽古前のウォーミングアップで、目を閉じたままま歩くワークがあります。歩きながら出会った人とペアになるというものです。これが僕は苦手でいます。なかなか他の人に出会えないのです。全体を見ている柳井さんに「こっちは壁ですよ」と何度も注意されてしまいます。
「そんなに出会いたくないのか?」と自分が心配になってしまうのですが、僕と同じようになかなか出会えないでいるのが、柳澤さんだと知りました。
これまで何回かやったこのワークで、僕は柳澤さんと二度出会うことができました。というか、他の人はとっくに出会ってしまっていて、最後の二人がようやく巡り会ったというかんじです。しみじみとほっとして「出会えて良かったよお!」とハグをさせてもらっています。
初めての十七戦地への客演。座長の北川くん以外は知っている人のいない「アウェイ」な現場だとビクビクしていたのですが、顔合わせ後の飲み会で、ずっと以前に柳澤さんの舞台を見ていることが判明しました。
青年座の養成所の卒業公演。僕が客演した青年座スタジオ公演に出演してくれていた研究生のみなさんの卒業公演が、柳澤さんの卒業公演でもあったのです。
その舞台にはその後何度もうちの劇団に客演をしてもらっている木村佐都美ちゃんが出演をしていて、昨年末のイベントの舞台を観に来てくれた柳澤さんと彼女との、久し振りの再会を少し離れて見ていました。また会えてよかったねえと思いながら。
その卒業公演で柳澤さんがどんな役を演じていたかは、ごめんなさい、よく覚えていません。でも、今からずいぶん前の彼を見ていたのだという思いは、今回の劇中の彼の役との関係をつくるのにとても役に立っているように思えます。
目を閉じて歩くとなかなか人に出会えない。僕と同じそんな傾向を持っている柳澤さん。自分に対して「なぜなんだろう?」と考えて見るのと同時に、柳澤さんの「なぜ」についても考えていきたいなあと思っています(あ、二人とも方向音痴なだけかもしれないのですが)。よろしくお願いします!
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