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「CoRich舞台芸術まつり!2013春」エントリー文

大摘通信編集部(a.k.a.十七戦地制作部)です。
本公演、『獣のための倫理学』で、
CoRich舞台芸術まつり!2013春にエントリーしてみました。
これは「こりっち」の愛称で知られる、演劇口コミポータルサイト・CoRich舞台芸術!が主催する
インターネット上の舞台芸術フェスティバルです。
3月1日〜5月31日に開催される舞台公演を対象に応募を募り、
第1次審査を通過した10団体を審査員が実際に観劇、グランプリを決めるというものです。
『獣のための倫理学』は2月19日(火)が初日ですが、
上演期間が開催期間に一部かぶるため、応募資格がありました。
すでに応募は締め切られ、全部で99団体のエントリーがあったようです。
第1次審査の結果発表は2月22日(金)。
まずは「目指せ!第1次選考通過10団体!」です。
応募にあたり、団体紹介や本公演の意気込み、将来のビジョンなどを400字程度で書くのですが、
全団体、その応募時のテキストが公開されています。
せっかくなので、こちらのブログでも、エントリー文を公開したいと思います。
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■団体紹介
十七戦地はフリーの俳優・北川義彦と、以前演劇企画ミルク寺という団体を主宰していた劇作家/演出家の柳井祥緒を中心に、2010年に結成した劇団です。2012年に俳優の柳澤有毅と女優の藤原薫が加入し、現在、所属俳優は3名です。
2011年7月に、旗揚げ公演となる#1『花と魚』(会場/シアターバビロンの流れのほとりにて)を上演。その2週間後には、利賀演劇人コンクールに参加し、課題作品であった岸田國士の『紙風船』(会場/利賀山房)を上演しました。
同年12月、『花と魚』で柳井祥緒が第17回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。
2012年は、2月に#2『百年の雪』(会場/王子小劇場)、8月に#3『艶やかな骨』(会場/シアタールデコ4)を上演。#3は男女Wキャストで2週間のロングラン公演を実施しました。
ファンタジーやSF、歴史や民俗などの題材を扱いつつ、市井の人々の暮らしや葛藤を表現。推理劇のような緊張感のある会話と、壮大なイメージを喚起させる情景を描き、現実と地続きの幻を立ち上げます。
■応募公演の意気込み
本公演は、「津山三十人殺し」という岡山県で実際にあった事件をモチーフにしています。柳井はミルク寺時代にも「津山三十人殺し」をモチーフに戯曲を書いていますが、今回はまったく違うアプローチの作品になりました。
キャストは劇団員3名と十七戦地の#1、#2から支えてくれた常連客演陣に加え、初出演の下井草演劇研究舎・浜野隆之さん、劇団フライングステージ・関根信一さんという盤石の布陣で臨みます。
前回公演終了後からまずは劇団員のみで、それから本公演のプレ稽古として懇意にしている俳優たちと基礎稽古を実施。十七戦地の作品を体現するために、俳優に必要なスキルとは何か。自分の声や身体、考え方のくせを見つめ直し、その先の表現、役作りへと繋げていく方法を模索してきました。
会場はLIFTという早稲田のギャラリースペースで、毎公演、30程のお席しかご用意できませんが、2週間のロングラン、17公演、夜は20時開演(最終日は19時)というステージ設定で、なるべく多くのお客様へお届けしたいと考えています。約90分間、お客様とともに濃密な時間を過ごせればと思います。
■将来のビジョン
次回は9月に王子小劇場で『花と魚』を再演します。
新人戯曲賞受賞後、すぐに再演を、というアドバイスもいただきましたが、もっと団体として経験値をつけてから臨みたかったのと、単純に新作を上演したかったのとで、第5回公演まで待つことになりました。
今までの十七戦地作品はすべて、再演したいと思えるものです。
例えば前作『艶やかな骨』は男女Wキャストでしたが、男女混合キャスティングで上演したり、出演者6人、上演時間60分、照明音響なしという初演時のスタイルのまま、フットワーク軽く他地域に持っていければという野望もあります。
今作『獣のための倫理学』はギャラリーでの小規模な公演ですが、より大きな劇場での上演にも耐えうる作品です。またそれとは別に作品の舞台が岡山なので、岡山や関西圏で上演をしたいという想いもあります。
・より多くのお客様に出会うこと。
・お客様に愛され、繰り返し劇場に足を運んでいただけるようになること。
・さまざまな人と一緒に舞台を作りたいということ。
十七戦地として今後やりたいことを考えた際に、上記のようなことが浮かびました。
劇団員の出身地である福岡や新潟をはじめ、他地域ツアーの実現。それとは別に中・大劇場でも上演できる体力を、戯曲、演出、俳優、制作面それぞれでつけたいと思います。
「十七戦地の公演は見逃せない」
「この企画は十七戦地と一緒にやってみたい」
折に触れてそう思い出していただけるような団体になるべく、ひとつひとつの公演を大事に積み重ねていければと思います。

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